小さなお世話「おせっかい」は「言葉と行動が同時」について

「本当におせっかいね 」私はよくこう娘たちに叱られる、一般社団法人 おせっかい協会の高橋恵です。 今回は小さなお世話 「おせっかい」は「言葉と行動が同時」について、ご紹介させていただきます 。

小さなお世話 「おせっかい」は「言葉と行動が同時」について
小さなお世話 「おせっかい」は「言葉と行動が同時」について

1.「おせっかい」は 出しゃばって余計な世話をやくこと?

「おせっかい」は 出しゃばって余計な世話をやくこと?
「おせっかい」は 出しゃばって余計な世話をやくこと?

「おせっかい」を自分では良かれと思ってやっていることや、 喜ばれると思ってやっていることが、娘たちにとっては「おせっかい」以外の何物でもないらしいのです。

 そこで「おせっかい」を辞書で調べてみました。「 出しゃばって余計な世話をやくこと、また、その人」と出てきました。 確かに私は「世話をやくこと」をよくします 。「出しゃばる」ことは好きではないのですが、やる人がいないとなれば イベントの幹事でも何でも率先してやってしまうので 「出しゃばり」だと思われるのかもしれません 。

でも 、「出しゃばり」も「世話をやく」ことも、それは本当にいけないことなんでしょうか ?

今の時代 こんなことは 迷惑じゃないかと人との距離を必要以上に離したり、人を傷つけないようにと 誰とも関わらないようにしてる人が増えてる気がします 。

向こう 3件 両隣に誰が住んでいるかも分からず無縁社会だ 孤独死 だと、テレビや新聞などメディアでも問題視されている通り 、人と人との交流が希薄になりつつあることは誰の目に見ても明らかです 。

2.おせっかいは「「小さなお世話、大きな親切」

おせっかいは「「小さなお世話、大きな親切」鹿児島支部恒例の天文館公園クリーン活動
おせっかいは「「小さなお世話、大きな親切」鹿児島支部恒例の天文館公園クリーン活動

「 小さな親切大きなお世話」 と言いますが、 私はそう思いません。

例えば 残業中「もう少しで作業が終わる」という時に「手伝いましょうか?」とかとかけられた一言。 実はコーヒーが苦手だけれども「お疲れ様」と入れてもらった 一杯のコーヒー。

次の駅で降りるという時に「どうぞ座ってくださいと」 譲られた席。 タイミングが微妙だったり 相手の好みを知らずに取った行動 かもしれませんが、 やはり 相手の行為を感じて 嬉しくなりませんか?

ですから私は、「 小さな親切大きなお世話」の「親切」と「お世話」を反対にして「小さなお世話、大きな親切」になると思っています。

おせっかいは「小さなお世話」の繰り返しで人と人のご縁も繋がっていきます。

3.電車内で「座りますか?」はNG

電車内で「座りますか?」はNG
電車内で「座りますか?」はNG

皆さんは電車の席に座って目の前に 年配の人が来たらどうしますか? 妊婦の方や体調が悪い方など よほどの理由がない限り 「座りますか?」 と尋ねて席を譲ると思います 。

でも「座りますか?」と声をかけたのに断われると、みなさんはどう思いますか?

「 せっかく譲ってあげようと思ったのに」「年寄り扱いして相手を傷つけちゃったかな」と考えてしまうかもしれません 、「何より恥ずかしい 」と声をかけたこと自体に後悔してしまう人もいるでしょう。

 こういうことが一度でもあると次から素直に席を譲ることをためらってしまう人がいるかもしれません 。断られたら恥ずかしいからと 、たとえ 年配の人が目の前に来ても寝たふりをする、 気づかないふりをする。といった副作用が生まれてしまうことも少なくないでしょう。でもいいように考えてみてください。

 断った人は、迷惑だから断ったわけではないはずです。 「ありがたいけど、せっかく座っている人をわざと 立たせてまで座るのも申し訳ない」と大半の人は心の中でこういう思いなのだと思います。

多くの日本人は、まず 遠慮するという傾向があります。 遠慮することは美徳であり、礼儀であったり、常識と考えている人たちは、たくさんいます 。遠慮は日本人が人付き合いをする上で長年、暗黙の了解として共有してきた相手を気遣う術なのです。

4.おせっかいのルールは、言葉と行動が同時。

おせっかいのルールは、言葉と行動が同時
おせっかいのルールは、言葉と行動が同時

では、どう席を譲ればいいのでしょうか?
いい「おせっかい」のコツがあります。

「座りますか?」 と聞くのではなく 「どうぞ」と言いながら、とにかく素早く 席を立ってしまうのです。 ポイントは言葉と行動が同時というところ、これで相手が遠慮する暇を奪ってしまうのです。相手が この状態で遠慮して断ることはほとんどないはずです。

 席が空いてしまったのに立ってくれた相手を再び 座らせるのにはかなりの労力が必要です 。席を譲っていただいた方も、 「席を譲られるような年ではない」「 今 ダイエット中だから立っていたいのよ」 「これも運動 だから」「座ると 外の景色が見えなくなっちゃう 」など。

どうしても席にに座りたくないような何かしらの理由があるかもしれません。 しかし超能力者でもない限り見知らぬ人の気持ち などわかるはずもありません。 わかる必要もありません 。相手に遠慮なんてさせなくていいのです。もし席を譲った方が座らなくても、必ず別な誰かが座ってくれます。

5.あなたの「おせっかい」は必ず誰かのお役に立っている。

小さなお世話、大きな親切を広げよう
小さなお世話、大きな親切を広げよう

先ほどの電車内で席を譲る行為も、あなたの「おせっかい」は、必ず誰かのお役に立っているということです。

だからどんどん、こちらの行為は受け取ってもらいましょう。「おせっかい」は言葉と行動が同時です。そして、たくさんの「おせっかい」を実践してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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