利他の心が「おせっかい活動の原点」与えることで心が成長する、人は心のありようで成長します。
その心を成長させるエネルギーは「与えること」だと思っています。と語るのは、一般社団法人おせっかい協会 会長の高橋恵さんです。
目次
1.「利他の心」とは?
仏教用語に自利利他という言葉がありますが、その意味するところは「自らの悟りのために修行し努力することと、他の人の救済のために尽くすこと。」 です。 もう少しわかりやすく言うと、他人の幸せ・他人の利益のために修行・努力することが、自らの利益にかなう、ということです。
ここで大事なことは、他人の幸せや利益を先に考えることです。そのためには見返りを求めないことです。「与えること」だと思っています。
2.おせっかい活動の原点 与えること
ここからは高橋恵さんのメッセージです。
利他の心で考える。人は心のありようで成長します。その心を成長させるのは「与えること」だと思っています。
与えることで心は成長します。
与えるほど心に余裕ができる。
与えたことは心に帰ってくる。
私はこの3つの言葉が大好きです。人生は、この「与える」側になったり、「与えられる」側になったり、どん底這い上がりを繰り返すことで、心が鍛えられ成長していきます。私のやっているおせっかい活動の原点は、利他の心です。与えることの繰り返しなのです。
3.利他の心「与えてばかりだと疲れませんか?」
私のセミナーで若者から聞かれました。「与えてばかりだと疲れませんか?」と。実に現代的な質問です。「与えたら、与えた分だけ、利益がないなら損じゃないのか」という考えが根底にあるからです。私はその若者にも理解してもらえるように答えました。「与えている分、ものすごい利益をもらっているのです。心が成長するエネルギーを補充できます、心に余裕ができ若返ります、そして、与えた分、出会いがあり、仲間ができるのです」。
4.飯島夏樹の最後の手紙「得ることよりも与えること」
飯島夏樹(いいじま なつき)さんは、日本のプロウィンドサーファー。日本人として唯一、8年連続でワールドカップに出場。
サニーサイドアップに所属で高橋恵さんとは親子のような関係でのお付き合いでした。その後に飯島夏樹さんは癌を発病して以来、「自分が生かされている」ということを徐々に体感し、偶然出逢った執筆活動に生き甲斐を見いだしました。2004年7月には、医師とガン患者を主人公とした処女小説、『天国で君に逢えたら』を刊行、癌や死という重いテーマを扱いながらも爽快な読後感を与えるとしてベストセラーとなったのです。
その飯島夏樹さんから高橋恵さんに送られた最後の手紙には「得ることよりも与えること」そして「恵さん僕の死を悲しまないでください、笑っておくってください」と綾小路きみまろのカセットテープと共に手紙が送られてきたのです。
「与えること」利他の心を命を懸けて実践した飯島夏樹さんのお話でした。
5.利他の心「与えること」は見返りを求めない
利他の心「与えること」は見返りを求めないことです。見返りを求めないおせっかいが利他の心につながります。
与えることで心は成長します。
与えるほど心に余裕ができる。
与えたことは心に帰ってくる。
人生を豊かにする原点は利他の心で「与えること」です。
あなたも何ができるか考えてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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