一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。今回は私の姉からの手紙をご紹介しますね。
2021年2月16日に姉夫婦に会いに、往復4時間近くかけて行ったとき。10分間の面会はガラス越しに、、、。糖尿で足切断不憫な姉と、脳梗塞の義兄。初めてみた義兄の大泣き、余程嬉しかったのでしょう。
人生って本当に切ないものですね。元気にふるまっている私にも今日だけは何しても涙が溢れます。
ついこの間までゴルフやっていた兄の姿とあまりにも違う。
姉もお茶の先生で着物着てお茶立てていた凛々しい姿と違いすぎる。
足切断の後は膝小僧のように丸くなっていてすごいショックで、言葉すら失う。
私と1つ違いなのに私はまだどこでも動ける。
コロナで面会できなかった1年半近くの年月で老女になってしまった姉の
かわりはてた姿に動揺を隠せない私。
2022年11月28日
第37回《おせっかい懇親会》の直前に姉の訃報。
姉との思い出は数多くありますが、本日は姉からの手紙について
ご紹介します。
1.姉からの手紙 心豊かに
心豊かに
人のことを羨ましく思ったり、ひがんだり、悪く言ったりすることは、とても心が貧しく悲しいことです。高慢になってはいけませんが、自分を卑下する必要もないのです。貧しい心を捨てて、心豊かに生活するように。姉より
2.姉からの手紙 自分には厳しく人には寛大に
自分には厳しく、人には寛大に
人に悪口を言われて立腹する前に、自分のいたらなさを反省すること。しかし、人格を傷つけられたときは大いに反論してもいいけれど、人の落ち度は許す寛大な心をもつこと。人を恨んだり、憎んだりせず、自分の不徳を改めること。感情に走らず、理性を持って対処し、他山の石として、自分を磨いていくように。姉より
3.姉からの手紙 いつも感謝の気持ちを
いつも感謝の気持ちを
不平不満を言うのは感謝の気持ちがないからです。不平不満は人の心を傷つけるとともに自分の人格も傷つけてしまいます。感謝の気持ちがあれば人の心を傷つけない思いやりも持て、人に嫌われるわがままもなくなるでしょう。いつも感謝の気持ちを持って人と接することを忘れないように。姉より
4.姉からの手紙 心に糧を
心に糧を
物や財は使うとなくなってしまいます。また災害にあって損失することもあります。しかし、心や頭に蓄えた物はなくなりません。つねに素直な心で学ぶことが大事。良書を読み、質の高い文化に触れ、感動する心、吸収する柔軟な頭、日々の努力で心に糧を蓄えていくように。 姉より
5.愚痴を吐く相手を間違わなかったこと
このような姉からの手紙を私は、どれだけもらったか、数えきれません。1つ違いの姉は茶道の世界一筋で、私とはまったく違う性格。無駄のない理路整然とした手紙は、若かりし頃の私にとっては、どれも温かでスパイスのきいた、心に残る姉からの手紙でした。どんな悩みでも姉にはすべて言えたのです。そして、姉は的確にアドバイスをくれました。愚痴を吐く相手を間違わなかったことは、私の人生のその後を変えたといっても過言ではありません。高橋恵
最後までお読みいただきありがとうございました。
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