『優しさの循環』2025年おせっかいエピソードコンテスト・野口しあわせ研究所賞受賞作品

 こんにちは、一般社団法人おせっかい協会です。 今回は、2025年 おせっかいエピソードコンテストで、野口しあわせ研究所賞を受賞された、三並智子様のおせっかいエピソード『優しさの循環』のご紹介です。

『優しさの循環』2025年おせっかいエピソードコンテスト・野口しあわせ研究所賞受賞作品
『優しさの循環』2025年おせっかいエピソードコンテスト・野口しあわせ研究所賞受賞作品

1. ショッピングモールのフードコートで出会った、二人の女性

ショッピングモールのフードコートで出会った、二人の女性
ショッピングモールのフードコートで出会った、二人の女性

あるショッピングセンターのフードコートで、夫と娘とお昼を食べていました。

その日は祝日で混み合っていて、なかなか空いている席を探すのも一苦労。そんな中、ご高齢の女性の方お二人が、それぞれうどんを持って、少し不自由な歩き方でゆっくり席を探していました。

2.斜め前のテーブルのお二人を眺めながら思ったこと

斜め前のテーブルのお二人を眺めながら思ったこと

 私たちの斜め前のテーブルの方に相席をお願いして、無事に座れた様子を見て一安心。相席の方も食べ終わり、お二人になって、私はその姿を眺めていました。

 お友達かな、姉妹かな、高齢になってもこうしてお二人でショッピングセンターに来てお昼を食べるって、うらやましいな、すごいなって思ってました。

3.食器を運ぶ声かけ・ほんの小さなおせっかい

食器を運ぶ声かけ・ほんの小さなおせっかい
食器を運ぶ声かけ・ほんの小さなおせっかい

 うどんも一口一口をゆっくり食べていましたが、お腹がいっぱいになったのか、天ぷらも麺も半分以上を残して、帰り支度や片づけをされ始めました。

 そこでカートを準備して、声をかけるタイミングをみて『もしよかったら、私も食べ終わって食器を返却口に運ぶので、ついでに持っていきますね』と言ったら『運ぶの大変だったから、とても助かります』と喜んでくださいました。

 そしてゆっくりお二人で手をとり支え合いながら歩いて行かれました。

4.おせっかいが教えてくれた、優しさの循環

おせっかいが教えてくれた、優しさの循環
おせっかいが教えてくれた、優しさの循環

 誰でも子どもの頃は、見ず知らずの方に、いろんなところで声をかけてもらったり、助けてもらったり、おせっかいをしてもらってきたんだろうなぁと想像しました。

 もしかしたら、あのお二人に会うのは初めてではなく、助けてもらった過去があって、今その恩返しをさせてもらったのかもしれないと思いました。そう思ったら、全ての方に優しい気持ちを持てるようになりました。

5.優しさは巡る。おせっかいの優しい力

優しさは巡る。おせっかいの優しい力
優しさは巡る。おせっかいの優しい力

 野口しあわせ研究所賞『優しさの循環』いかがでしたか。何か特別なことをしなくても、ほんの少しの気遣いやおせっかいが、相手を笑顔にし、自分の心まで温かくしてくれます。

見返りを求めないおせっかいが、巡り巡って時代を超え、別の誰かへつながっていく。そう思うと、誰もが優しい気持ちになれることを教えてくれる、素敵なエピソードでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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