こんにちは、今回は一般社団法人おせっかい協会 京都支部リーダー桃井まゆみさんの体験談で、京都の猛暑でタクシー運転手がとった行動とは?【おせっかい物語】についてご紹介しますね。
目次
1.京都で81年ぶりに猛暑日の記録を更新
京都市では、2023年8月28日に今年37回目の猛暑日となり、京都市の年間猛暑日日数を81年ぶりに更新しました。1942年(昭和17年)の年間猛暑日日数36日を更新して過去最多となる猛暑日となります。そのような時に、桃井まゆみさんが、タクシーに乗った時の出来事でした。
2.京都の猛暑でタクシー運転手さんがとった行動とは?
ここからは、桃井まゆみさんのメッセージです。
8月の終わり、京都の暑い日の話です。 炎天下の通りで、やっとタクシーがつかまり乗り込んだ途端に、運転手さんが、「これどうぞ」と冷たく凍らせたビニール袋入りおしぼりをくださいました。
私は、「わ〜ありがとうございます。今日もめちゃくちゃ暑いですね」と言いながら首元に当てた時、どれほど気持ちが良かったかは、皆さまのご想像通りです。
そして、袋を破り、広げて手を拭きました。そのおしぼりは、袋入りと言えども、紙製ではなく少し厚めの不織布製で質の良いおしぼりだったため、凍っていても広げる時に破れたりせず、手まで冷やすことができたのです。
3.京都の猛暑でタクシー運転手さんが考えたこと
運転手さんに「ありがたいサービスをしてくださる会社にお勤めなのですね。」とお礼をお伝えしたところ、「いえいえ、会社は経費がかかるので、このようなことはできません。
これは、私が暑い中乗ってくださったお客様に少しでもスッキリして喜んでいただくために、会社には内緒にして個人的にやっているのです。」とのお返事。
4.タクシー運転手さんの見返りを求めない「おせっかい」
夏場だけとはいえ毎日のこと、費用も労力もかかります。これこそ、見返りを求めず相手の喜ぶことをする、愛あるやさしいおせっかいだと感動しました。
運転手さんのお名前が、山崎さんという方だったので、降りる時に、私は、「山崎さん、本当に優しいお心遣いありがとうございました。お陰で汗も引き気持ちが良かったです。」と言うと、山崎さんは、「海外の観光客の皆さんも喜んでくださるので、私も嬉しいです。」と微笑んでいらっしゃいました。
きっと、その方々も、日本のおもてなしの心に触れて、よい思い出とともに帰国されたことでしょう。
5.【おせっかい物語】京都の猛暑でタクシー運転手がとった行動のまとめ
この「おせっかい物語」は、一般社団法人おせっかい協会の地区リーダーミーティング(毎月開催)の中で、京都支部のリーダー桃井まゆみさんがシェアしていただいたお話しです。
おせっかい協会会長の高橋恵さんからは、「最高にいい話です、私も真似して、暑い中、荷物を届けてくれる宅配の方に実践します。身震いするほどいいお話です。ありがとう。こういう運転手さんがいればいるほど多くの方が気付きを得ます。」とのメッセージ。
そして各地区リーダーの方にも多くの共感と感動を呼び、今回ご紹介させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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