【感謝なんかされなくていい】おせっかいの報酬はどこかで誰かが笑顔になってくれること

 こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋 恵です。今回は「感謝なんかされなくていい、おせっかいの報酬はどこかで誰かが笑顔になってくれること」についての内容です。今の時代「こんなことは迷惑じゃないか」「こんなことをしたら嫌われてしまうのでは」と人との関わりを避けてしまう人が少なくありません。傷つくことを恐れて、人との距離を必要以上に離してしまうと悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

【感謝なんかされなくていい】おせっかいの報酬はどこかで誰かが笑顔になってくれること
【感謝なんかされなくていい】おせっかいの報酬はどこかで誰かが笑顔になってくれること

1.貧しかった子ども時代、私たち家族を助けてくれたおせっかいな人たち

貧しかった子ども時代、私たち家族を助けてくれたおせっかいな人たち
貧しかった子ども時代、私たち家族を助けてくれたおせっかいな人たち

 向こう三軒両隣に誰が住んでいるかもわからず、「無縁社会」だ「孤独死」だと テレビや新聞などメディアでも問題視している通り、人と人との交流が希薄になりつつあることは誰の目にも明らかです。

 「おせっかい」を辞書で調べてみると「出しゃばって余計な世話を焼くこと、また その人」と出てきます。貧しかった私の子ども時代は、出しゃばりで、余計な世話をやいてくれるたくさんの大人が、いつも周りにいました。

 結婚4年目に夫を戦争で亡くし、26歳から女でひとつで3人の娘を育てた母の周りには、いつでもおせっかいな人たちがたくさんいて、私たち家族を助けてくれたのです。

2.よかれと思って大失敗!相手を困らせてしまったおせっかいエピソード

よかれと思って大失敗!相手を困らせてしまったおせっかいエピソード
よかれと思って大失敗!相手を困らせてしまったおせっかいエピソード

 すべての「おせっかい」が、誰からも喜ばれて、感謝されるわけではありません。 残念ながら私自身もそれは十分理解しています。時には大失敗をしてしまうこともあります。

「バザーで子ども服が安かったのでものすごく大量に買い込んで、お子様がいる知り合いに差し上げたらすべてサイズが小さかった」

「 バスツアーに出かけた時、家から大量の食べ物を持ってきてしまったので、他のお客様に配った。皆さんも食べてくださったのですが、ツアー 終了時に仲良くなった方から、実は苦手な食べ物だったけれど、いただいたので無理して食べたと本音を聞かされた」

「寒い冬の日に、ゆっくりゆっくり歩いているおじいさんを駅まで行ってというので車で送ってあげたら、行方不明になったと騒動になっていた」

「迷子になっている子どもの手をつないでお母さんを捜していたら、不審な人かと思われた」

これらは、過去に私がしてしまったおせっかいエピソードです。 私は良かれと思ってとった行動なのですが、受け手の側は迷惑、良くても困惑した話でしょう。

3.感謝なんかされなくていい。誰かが喜んでくれたらそれが十分すぎる報酬

感謝なんかされなくていい。誰かが喜んでくれたらそれが十分すぎる報酬
感謝なんかされなくていい。誰かが喜んでくれたらそれが十分すぎる報酬

 でも、子ども服をあげた人は、こう言ってくれました。
「 うちの子はサイズが小さくて着られなかったけれど、知り合いの子にちょうどいいと思いますので、そちらにあげますね」

  これもまた嬉しいのです。なぜなら次に受け取った人がきっと喜んでくれているはずだから。私が感謝なんかされなくていいのです。それより私の取った行動で、どこかの誰かが喜んでくれていると思うと、それだけで私には十分すぎる報酬なのです。

4.どんな形であれ、人に笑われても、誰かに笑顔が生まれればそれでいい

どんな形であれ、人に笑われても、誰かに笑顔が生まれればそれでいい
どんな形であれ、人に笑われても、誰かに笑顔が生まれればそれでいい

 また、このように他の人の利益にならなかったとしても、面白い失敗談として後に笑い話にしてもらってもいいのです。どんな形であれ、人に笑われても、誰かに笑顔が生まれればそれでいいのです。私はみんなの笑顔、喜ぶ顔が見たくておせっかいをしているので、こういう活用方法も大歓迎なのです。

5.失敗話はみんなが喜ぶ面白話!おせっかいな失敗話を披露して笑顔と元気を広げよう

失敗話はみんなが喜ぶ面白話!おせっかいな失敗話を披露して笑顔と元気を広げよう
失敗話はみんなが喜ぶ面白話!おせっかいな失敗話を披露して笑顔と元気を広げよう

 2025年9月のおせっかい協会の合言葉は「失敗おめでとう」でした。失敗おめでとう!の意味とは違いますが、失敗話はみんなを喜ばせる面白話になると思えば、ますます失敗を恐れることも、おせっかいに躊躇することも無くなります。失敗した時は、みんなを喜ばせるネタができたと切り替えて披露してしまいましょう。

 おせっかいをやいた失敗談を披露するほど、どんどん人を笑顔にし、喜ばれ、自分も周りもみるみる元気になるはず!直接感謝されなくたって、あなたの行動がどこかの誰かを笑顔にしています。

 失敗を恐れて人と関わることが怖くなったり、動けなくなりそうになったら、ぜひ思い出してくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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