失敗してもいいんです！人生は成功の数でも失敗の数でも決まらない

　こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。今回は、失敗してもいいんです！人生は成功の数でも失敗の数でも決まらない。ということについてご紹介したいと思います。私は、もともと人生は成功の数や失敗の数で優劣をつけるものではないと感じています。

人生は成功の数でも失敗の数でも決まらない
成功した数より失敗した数の方が何倍も多い
失敗してもいいんです！タクシーの運転手さんの身の上話
会社の倒産から会社を復活させる
失敗してもいいんです！人生は成功の数でも失敗の数でも決まらない

1.人生は成功の数でも失敗の数でも決まらない

　はじめに、成功も失敗も人生の一時期のことで、さらに成功も失敗もなんらかの価値観をもとに判断しているにすぎません。

「高橋恵さんは、失敗したことはありますか？」と聞かれることがあります。上場企業の創業者であり、本も書き、中野のマンション 19階に住み、いつも仲間と笑い、「病院より美容院」の心でアクティブに飛び回っている姿から自ずと成功者のように見られるのかもしれません。

2.成功した数より失敗した数の方が何倍も多い

　私は即答しました。「成功した数より失敗した数の方が何倍も多いです」「どん底這い上がりです」すると皆さんは不思議そうな顔をします。「それだけ失敗が多いのに深刻じゃない・・・・・」と。でも、失敗したら深刻になる、失敗したら人生終わり・・・・・などと誰が決めたの・・・・・。だから答えるのです。「失敗したら5秒で忘れます。残っているのは成功しかないのです」と。

3.失敗してもいいんです！タクシーの運転手さんの身の上話

　昔、乗ったタクシーの運転手さんが丁寧に心配りをしてくれたので、好印象を受け、雑談をしました。すると身の上話となりました。

「最近まで会社を経営していたのですが、連鎖倒産の波をかぶり、泣く泣く会社を畳んだんです、でも、いつか会社を復活させたいと思っています」。「その気持ちがあれば、必ず復活できます」と応援の言葉と共に、私の書いた本を渡して降りました。

4.会社の倒産から会社を復活させる

　その3年後、玄関のインターホンが鳴り、運転手さんが挨拶に来られました。「高橋恵さんの本が励みになって、会社を復活させることができました、ありがとうございました」「いつも社員に話しているこの本の著者、ご本人（高橋恵さん）を社員に紹介したくて連れてきました。是非サインをしてください」と。社長（元運転手）と社員を囲んで、私の手料理でお祝いの交流会となったのは言うまでもありません。