こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋 恵です。今回は「人との距離感に悩んでいる人に!人と人の縁を作る、おせっかいの力」についての内容です。目の前に困っている人がいても『こんなことは迷惑じゃないか』と自分を抑え、必要以上に距離を置いてしまう。人を傷つけたくないし、自分も傷つきたくないという気持ちから、誰とも深くかかわらない人が増えているように感じます。人との距離感に悩んでいたり、人とのつながりを持てずに孤独を感じている方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

目次
1.人と人との交流が希薄な時代、距離感がわからず孤独を感じる人が増えている

向こう三軒両隣に誰が住んでいるかもわからず、今の時代、「無縁社会」だ「孤独死」 だと テレビや新聞などメディアでも問題視している通り、人と人との交流が希薄になりつつあることは誰の目にも明らかです。「こんなことは、迷惑じゃないか」と人との距離を必要以上に離したり、人を傷つけないようにと、誰とも深く関わらないようにしている人が増えている気がします。
おせっかいは相手がどう思おうと、基本的に関係ありません。これは悪い意味ではなく、心から相手にとって良いことをしていると思っているからです。私利私欲も絡んでいないので、相手の方も困惑していても残念ながら邪険にできないのです。
2.初対面の人と距離感を縮める、簡単な方法「どんどん訊く!どんどん話す!」

人は、初対面の人と話す時はどうしてもぎこちなくなります。相手の情報もわからず、何を話したら喜ぶか、怒るかもわからず、手探りの状態にあるからです。
もちろん話が上手い人なら相手の気持ちをうまく酌み取り、軽妙なトークで盛り上げて一気に距離を縮めていくのでしょうが、たいていの人はそんなにうまくいきません。では、どう話したらいいのか。簡単です。訊きたいことをどんどん訊いて、こちらもどんどん話していくのです。
3.話す内容に気を遣いすぎない「人の心に土足で入る」くらいでいい

「良い天気ですね」「 お住まいはどちらですか?」聞き覚えのある方言に「あ ら、もしかして鹿児島の方?」 などの当たり障りのない会話から、「ご結婚されているんですか?」「彼氏(彼女)はいらっしゃるんですか?「 お子様はいらっしゃるんですか?」「どのようなお仕事をされているんですか?」
と、私はプライベートのことまでどんどん訊いてしまいます。訊いているそばから、その人と相性の合いそうな方の顔が浮かんでくるのです。
相手の情報を知らないことには、おせっかいを焼くこともできません。彼氏がいない人には彼女がいない人を紹介できるかもしれませんし、お子さんがいらっしゃる方には知り合いの子どもの服のお下がりをあげられるかもしれません 。旦那さんの職業をお聞きしたことがきっかけで、実際に新しい仕事に繋がったこともありました。
「初めてお会いしたのだからあまり深くは聞かないようにしよう」
「プライベートのことを聞くのは失礼よね」
などと考える必要はないと思います。話す内容に気を遣いすぎないでください。本当にプライベートを知られたくない人は、訊いても答えないのですから。オーバーに言うと、「人の心に土足で入る」くらいでいいのです。
4.初対面の女性の心に土足で踏み込んで、感謝された縁結びエピソード

初めて会う女性の方と仕事の打ち合わせ中、プライベートの話に脱線してしまったことがありました。お互いの家族構成などを話した後、結婚相手の話になりました。訊くと現在独身で 恋人もいないというのです。彼女は顔立ちも整っていて誰に聞いても美人という部類に入ります。30歳過ぎということですが、どう見ても20代半ばにしか見えません。
「今までいい人いなかったんですか?」
と話の流れから尋ねると、最近離婚したばかりで、次の恋に踏み出せないとのこと。私は「そんなのもったいない!」といつのまにか仕事のことを忘れ、知人を紹介する約束をして、1週間後に二人を合わせることに。男女のことですから私が合うと思ったからといって、必ずしもうまくいくわけではありませんが、なんと嬉しいことに2人はすっかり意気投合し、2年後には結婚する運びとなりました。
結婚直前に彼女からは「初対面であんなに土足で心の中に踏み込まれたのは初めてでした。でもこんなこともあるんですね。本当にありがとうございました」と、私にとっては最高の褒め言葉をいただきました。彼女とはその後、仕事でもうまくタッグを組むことができて、今では公私ともに仲の良い友人の一人です。
5.人の心に土足で入るくらいの勢いが重要!おせっかいは人と人との縁を作る

心から相手のことを思い、私利私欲が絡まないおせっかいは、人と人とのご縁を作ります。「人の心に土足で入る」というのは不躾で失礼なことに感じますが、そんなことはありません。この勢いこそがおせっかい焼きにとって重要な、相手との距離を縮める最良の手段なのです。話す内容に気を遣いすぎることなく、小さな優しいおせっかいでご縁を繋いでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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