【心を動かす三つの秘訣】相手に熱意・情熱を伝える方法

　こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。今回は「【心を動かす三つの秘訣】相手に熱意・情熱を伝える方法」についての内容です。「説得力がある話し方をしたい」「相手の心を動かし、行動につなげるにはどうしたらいい？」ビジネスマンはもちろん、家族や社会との関わりの中で、そんな風に思う方は多いのではないでしょうか。生活のさまざまな場面で、一生懸命・熱意を持って伝えているつもりなのに、相手に想いが伝わらないと悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

【千年でも万年でも】心を動かす魔法の営業トーク
心を動かすフレーズの作り方①「数字を使う」
心を動かすフレーズの作り方②「言葉を重ねる」
心を動かすフレーズの作り方③「断定する」
常識で挑まない！人の心は情熱で動く

1.【千年でも万年でも】心を動かす魔法の営業トーク

　「千年でも万年でも待ちますから、一度会ってください」

これは私の魔法の営業トークです。販促PR会社を立ち上げたばかりの時、電話をかけても会ってすらもらえない事の連続でした。

ある会社の広告宣伝課に、何度もつれない返事をされても諦めず、５度目の電話をした時です。咄嗟に私の口から出たのが「千年でも万年でも待ちますから、1度会ってください」という言葉でした。相手の方はクスっと笑って、「僕の方がそんなに待てないよ」と、会ってくださることになり、契約を取ることができました。

もしこの時「ぜひお会いしたいんです。いつまでもお待ちしているので、ご連絡ください」と言っていたらどうだったでしょうか？あなたがお客様の立場なら、どちらの営業さんに情熱を感じますか？やっぱり「千年でも万年でも」の方が、インパクトがありますよね。

結果が出ない営業さんには「せっかく熱意を持っているのに、それがお客様にしっかり伝わっていない」と言う共通点があります。

2.心を動かすフレーズの作り方①「数字を使う」

相手の心を動かすには表現力が必要です。あなたとぜひお会いしたい、一緒に仕事がしたい、自分と言う人間を知って欲しい… .そんな情熱を相手に伝えて自分を売り込むのが営業と言う仕事です。ありきたりの言葉では、相手の心を動かすことができません。

お客様の心に響く表現や言い方・フレーズはたくさんありますが、今回すぐ再現できるように、3つのタイプ別にまとめてみました。

心を動かすフレーズの作り方その①は、具体的な数字を使ってみることです。

「千年でも万年でもお待ちします」

「1日は8万6400秒」

「私を社外にいる社員として、1人分の給料を2ヶ月払うつもりでお願いします」

といったように、数字を使うと相手がイメージしやすく、こちらの思いが伝わりやすくなります。リアルな数字だけでなく、かえって非現実的な数字を使うことがユーモアとして相手に響くこともあります。

3.心を動かすフレーズの作り方②「言葉を重ねる」

　心を動かすフレーズの作り方その②はリズムよく、言葉を重ねてみることです。

「言ってみる、行ってみる、やってみる」

「頭を光らせるよりも足を光らせよう」

「即速行動、疾走せよ」

このように、一つ一つは特別な言葉ではありませんが、二つ三つと並べることで口にすると気持ちの良いリズムが生まれ、オリジナリティーがアップします。

4.心を動かすフレーズの作り方③「断定する」

　心を動かすフレーズの作り方その③は、堂々と断定することです。

「石橋を叩く前には渡れ」

「今日が一番若い」

「見知らぬセールスマンに見せる素顔こそその人なり。また我が姿なり」

アントニオ猪木さんの「元気があれば何でもできる！」などもそうですが、物事を断定的に言うと名言調になり、印象が強まって説得力が増します。

「私は思いついたらすぐ行動するようにしていまして、それがモットーなんです」と言うよりも、「私の営業哲学は『石橋を叩く前に渡れ』です」と、コンパクトな名言調子に仕立てた方が、相手にインパクトを与えられます。

5.常識で挑まない！人の心は情熱で動く

　人の心は常識やテクニックで動くものではありません。情熱で動くのです。「千年でも万年でも待ちます」というフレーズは、自分の思いをどうしても伝えたい、どうしたら伝わるのか、相手の心を振り向かせるにはどうしたらいいのか、考え抜いた末に出てきたもの。あなたならどんなフレーズで相手を振り向かせますか？キラリと光るひと言で、熱意を伝えましょう。

前述した「石橋を叩く前には渡れ」は、今では「石橋を叩く前に飛び越える！」にパワーアップ！進化を続けています。

あなたもぜひ「即速行動」で、今日から早速耳にした言葉、目にした言葉にアンテナを張り、心に残る言葉を見つけてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。