こんにちは、一般社団法人おせっかい協会です。今回は、おせっかいコンテスト2024エピソード部門【タイのOSEKKAI賞】を受賞された作品「国際結婚でのエピソード~タイ人の優しさにあふれた「おせっかい」~」についてのご紹介です。国際結婚で訪れたタイでどんなエピソードがあったのでしょうか?

目次
1.国際結婚でタイの首都バンコクに訪れたとき

今から30年ほど前の話。私が主人と結婚する為に始めてタイを訪れた時の出来事。当時経済発展をとげている最中のタイの首都バンコクは物凄い交通渋滞。車にバイク、バス、テュクテュク、そして人々の往来で目まぐるしく、初めて見る光景にびっくりだった。
2.タイのバスでメーシーさんとの出会い

それに主人をはじめタイ人の人たちと一緒にいても、何故か蚊にさされる確率は、私が高く、肌が白いからかね~と心配もしてくれいていた。そんなある日市内移動の為にバスに乗った時の事だ。私たちは後部座席に二人で座っていたところ、メーシー(日本語では比丘尼(びくに))女性の僧侶が白い衣と頭髪は坊主の姿で、私の横に座った。
3.私の腕が蚊にさされて不憫(ふびん)に感じて

メーシーさんとの出会いも初めてちょっとドキドキであった。そんな鼓動が伝達しのか、タイ語で私に話しかけてきたが、タイ語がまだままならない私は即主人に助けを求めた。メーシーさん曰く、私の腕が蚊にさされて不憫(ふびん)だと
4.タイ人の優しさにあふれた「おせっかい」

私の持っている薬をあげるので付けて下さいね。早く治りますようにと。メーシーさんは、自分の白いかばんから薬を取って私に差し出してくれた。その薬はタイ語で「ヤーモー」と呼ばれていて、いわゆるタイガバームの様な臭いと生薬で出来ている黄色い軟膏。タイ人の優しさにあふれた「おせっかい」に、私は「コープンカ」ありがとうと手を合わせた。メーシーさんはニッコリとほほ笑んでくれた。
5国際結婚の不安を心あたたるスタートに変えた「おせっかい」

そして先にメーシーさんは下車して行った。バスでの出来事を主人の親族に話をすると、「ラッキーなこと、徳がある、滅多にないよ」などと周囲も喜んだ。まさに一期一会。見も知らぬ人に、それも蚊に刺されている私の腕をみて自らの薬を差し出す、素敵な方に出逢った私は、人助け、慈悲の心とでもいうのでしょうか。
貴重な体験をした私は幸せ者。今でもその光景が目に焼き付いている。国際結婚で言葉や文化の違いに不安を感じていた私に、優しさにあふれた「おせっかい」をメーシーさんありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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