考えすぎない悩まない！愛あるおせっかいは即速行動

　こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。今回は、考えすぎない悩まない！愛あるおせっかいは即速行動についての内容となります。「おせっかい」と聞くと、余計なお世話？と躊躇する人もいるかもしれません。しかし、考えすぎて行動できないよりも、まず動くことが大切な場面がたくさんあります。特に、人との縁を広げ、良い関係を築くためには、「即速行動」が鍵になります。今回は、考えすぎずに動くことで生まれた成功体験をいくつかご紹介します。

1.電車やバスで席を譲るのに考えすぎない

　電車やバスの中で席を譲るとき、「どうぞ座りますか？」と聞くと遠慮されることがよくあります。私も以前は「断られたらどうしよう」と考え、なかなか声をかけられませんでした。

　しかし、ある時から、あれこれ考えずに「どうぞ！」と言いながら席を立つようにしたところ、ほとんどの方が素直に座ってくださるようになったのです。考えすぎず、言葉と行動を同時にすることで、相手にも気持ちよく受け取ってもらえるのだと実感しました。

　もし席を譲った相手が座らなくても別の方が座るので誰かの役に立つことになります。

2.頼まれごとは迷わず引き受ける

　私が広告代理店に勤めていた頃、まだ取引のなかった会社に通っていた時のことです。その会社の担当者から、仕事とは関係のない選挙のお手伝いを頼まれました。

　普通なら「本業と関係ないし…」と迷うところかもしれませんが、私は「面白そう！」と即座に引き受けました。その姿勢に感心していただき、後日、その会社からCMの仕事を依頼されることになったのです。

　自分の損得を考えすぎず、頼まれごとを快く引き受けることが、新しいご縁やチャンスを生むのだと改めて実感しました。

3.即速行動で帰りの新幹線でお礼状

　あるとき、東京から大阪に出張し、1日で10社を訪問したことがありました。最後にお伺いしたのは、事前の電話で断られた会社です。「今朝電話で〇〇さんに断れた者ですが、お会いしたくて来ました」と受付で伝えると担当者さんにお会いすることができました。

　多くの人と会うと、それだけで疲れてしまい、つい「後でお礼のメールを送ろう」と後回しにしがちです。　しかし、私は帰りの新幹線の中で、すぐにお礼状を書き、その日のうちにポストへ投函しました。すると、最後にお伺いした担当者の会社とは長いお付き合いできる会社となりました。

　断れても、考えすぎない悩まないでの訪問、そしてお礼状も含めて行動のスピードが相手の印象に残り、信頼関係を深めるきっかけになった事例となります。

4.理屈より直感を信じて動く

　私がアドバイスしていた、ある高級外車ディーラーの女性営業の方が、お知り合いの方とお話ししていたときのことです。雑談の中で「ゴルフに行くのに車が狭いと感じているお客様がいる」という話になりました。

　そこで彼女は、「紹介してください！」と即座にお願いしました。すると、数日後、そのお客様から来店予約の電話があり、商談はたった5分で成立。考えすぎず、「これだ！」と思ったら行動する。このシンプルな姿勢が、大きな成果につながることを証明した出来事でした。

5.考えすぎない悩まない！愛あるおせっかいは即速行動

　ここまで紹介したように、考えすぎずに即速行動することで、人との縁が広がり、信頼が深まることがよくあります。もちろん、時には失敗することもあります。しかし、失敗もまた貴重な経験です。それよりも、「あのときやっておけばよかった…」と後悔することのほうが、はるかに残念なことではないでしょうか？

おわりに
　愛あるおせっかいとは、余計なお世話ではなく、相手を思っての行動です。そして、即速行動は、その思いやりを素直に形にする手段です。「まず動く」を意識することで、新しい出会いやチャンスが生まれ、人生がより豊かになるはずです。あなたも今日から、「考えすぎない・悩まない・即速行動」を意識してみませんか？

最後までお読みいただきありがとうございました。
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