「1000日分の1%」今日も一日おせっかいに生きる

 こんにちは、一般社団法人おせっかい協会です。今回はおせっかい協会主催のおせっかいコンテスト2024 エピソード部門 最優秀賞の矢島 加南子さんの作品のご紹介です。タイトルは「1000日分の1%」となります。

エピソード部門 最優秀賞の矢島 加南子さんの「1000日分の1%」
エピソード部門 最優秀賞の矢島 加南子さんの「1000日分の1%」


1.人は皆OSEKKAIエンジンを生まれながらにして持ち合わせている

 皆さんは自分にOSEKKAIエンジンが搭載されている事に気づいているだろうか?私は子どもの頃から自他共に認めるおせっかいな性質で、それは祖母や母からの遺伝だと思っていた。けれど、子育てをしている内に気づいたのだ。人は皆OSEKKAIエンジンを生まれながらにして持ち合わせている。

国籍や性別に関係なく、皆生まれながらにしておせっかいなのだ。けれど、成長の過程で身に着けた様々な「常識」が邪魔をして自分らしくOSEKKAIに生きることを阻むのだ。かく言う私も数年前までは自分のおせっかいな性質を「隠そう」としていた傾向にあった。

初めての子育てをする中で「周囲と上手くやらなければ」や、「良き妻」「賢き母」でなければならないと、ガチガチになって結局は自分で自分を苦しめていた。

2.髙橋恵さん(おせっかい協会会長)のお声を聞いて

 そんな時、音声SNSのclubhouseで初めて髙橋恵さん(おせっかい協会会長)のお声を聞いたのだ。当時80才目前という恵さんのお声はハリがあって溌剌としていて、到底80才近いとは思えないようなお声だった。

そして、何よりも「おせっかい」という世間的には疎まれるようなタイトルを堂々と生き方として実践されている。そのお陰でご自身はそんなにも元気だという。毎週のようにそのラジオ番組のような空間で展開される恵さんとリスナーのやり取りに、いつしか自分も恵さんのように生きられたらいいなと憧れるようになった。

人生百年時代と言われるようになって久しいが、「そんなの聞いてないよー」と思っていた私としては、100才まで生きるとしたら恵さんのような80代になりたいと思ったのは自然なことだった。

3.「天知る、地知る、我知る」が家族の合言葉

1000日分の1% 「天知る、地知る、我知る」が家族の合言葉
1000日分の1% 「天知る、地知る、我知る」が家族の合言葉

 そうして遠巻きに恵さんに憧れるいちリスナーとして過ごしていた私がひょんな事から、clubhouseで恵さんのお手伝いをする機会を得た。初めは恵さんの開かれている番組に遊びに行く所から。

そして、時々話し手として短い質問をしたりしている内に、とある番組でレギュラーアシスタントにしていただいたのだ。週に一度、恵さんの著書を読ませていただくというお手伝いだったのだが、これが何とも言えない効果を発揮したのだ。読んでいるだけなのに、自分の脳は自分の言葉で喋っているかのように感じるようで、気が付けばご著書に登場する名言をそらんじられるようになっていた自分に気づいたのだ。

子どもたちにも「天知る、地知る、我知る」だよと伝えるようになり、私が「天知る」と言うと、長男が「地知る」と言い、次男が「われしるー」と続くようになった。まるで3人の合言葉のようで、嬉しかった。当時言葉を発し始めたばかりの次男がどれほどの理解をしていたのか知るよしもないが、いつからか「天知る、地知る、我知る、おみそしるー」と言いだした。

わが子ながら思わず関心してしまった。そうして改めて子どもたちを見てみると、彼らが何かをしようとする時は「ママ(私)を喜ばせようと思って」という意図があって、奇想天外な行動にでていた事に気づかされたのだ。いつもふざけているのも笑わせようとしているのだ。甘えているようで、実は私を甘えさせてくれようとしているんだと気づかされた。

4.1日の1%は約15分「1000日分の1%」

 どうにかこのOSEKKAIの好循環を我が家の周りにも共有できないだろうか?と考えていた時、1日の1%は約15分と恵さんがおっしゃっているのを聞いて、「これだ!」と思い「愛あるおせっかい朝活」という15分間の番組を立ち上げてみた。

最初は午前5時15分からの15分間。時には息子の口を授乳という手段で塞ぎながら、試行錯誤で何とかかんとか15分間の番組を成立させてきた。「たまには休んでね」と恵さんにご心配をかけながらも、盆暮れ正月関係なく毎日続けた。

旅先からも、そして海外に居た時は時差の関係で日本時間は夜だけど「愛あるおせっかい朝活」として続けてきた。もうすぐその番組が連続開催1000日目を迎える。今や曜日ごとのスペシャルゲストもいてくださり、日替わりで恵さんのご著書を読んでくださるので、曜日ごとの特色が光る番組になった。

5.今日も一日おせっかいに生きるぞ!と決めてスタートする一日

 リスナーの皆さんのOSEKKAIエンジンがかかるきっかけとなればと思い始めた番組だったが、誰よりも自分のOSEKKAIエンジンが一番かかっている。

一日の始まりにOSEKKAIな話を聞き、よーし、今日も一日おせっかいに生きるぞ!と決めてスタートする一日は何とも言えない清々しさなのだ。OSEKKAIは在り方だと1000日分の1%が教えてくれた。今日もOSEKKAIエンジン全開でいってきます!

※おせっかいコンテスト2024 エピソード部門 最優秀賞の矢島 加南子さんの作品「1000日分の1%」のご紹介でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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