こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。私たち3姉妹は、父を亡くし母子家庭で育ちました。母は勉強ができる姉と私を比べることなく「あたなたにはあなただけの良いところがある」と私の可能性を信じて育ててくれました。そのようなことから今回は「先入観より可能性」について事例を交えてご紹介させていただきますね。

目次
1.母子家庭には非行少年や少女が多い?

私が、「先入観より可能性」 そう考えるようになった原体験は、10代の時にしていた非行少年少女の面倒を見るボランティア活動でした。
母子家庭で育った私は何も悪いことをしていないのに、当時は「 母子家庭には非行少年や少女が多いね」という周りの目がありました。「 そんなことはない、 絶対に違う」ということを証明したくてこの活動をしていました。
2.本心から悪いことをしたくてしているのではありません

ボランティア活動で出会った非行少年少女たちの話をよく聞いていると、 とにかく周りの大人に恵まれていないこと、 親からの愛情を十分に受け取らず反発心から親に復讐するかのように悪いことを始める傾向がありました。
ただ、彼らも本心から悪いことをしたくて しているのではありません。「 孤独であることを分かってほしい」「 自分の方を見てほしい」と心の願いを発信しているのです。 私も担当していた子供に最初は無視されましたが、 寄り添っているうちに 徐々に身の上話をしてくれるようになりました。
3.社会の先入観に悩まされ心が折れそうになる

非行に走った原因は、ちょっとしたボタンの掛け違いでした。「 お前みたいなのはダメだ」「 生きている価値がない」と言われ、 心が曇ってしまったのです。更生して社会に出て生活していく中でも、元非行少年少女の社会に対する先入観に悩まされ心が折れそうになっていました。
私は「この世に生まれてきたことにあなたの存在意味があるのだから、 生きていいのよ」 と何度も何度も励ましました。
その後、彼は、家庭を持ち、 子供にも恵まれ、 自分の経験を活かして非行少年や少女のサポートをするボランティアをしています。
4.おせっかい先生と小学校5年生の物語

今回は、先入観より可能性について私の実体験をご紹介しましたが、
ネット上で話題となった実話についてもご紹介しますね。
父子家庭の少年は、不潔で学校で居眠りをして授業に集中できない小学校5年生、その担任の先生は先入観から少年をいつしか毛嫌いするようになった。しかしその少年の生い立ちを知った先生のその後の行動で少年が医者に成長する物語です。
「おせっかい先生と小学校5年生の物語」 https://osekkai.jp/archives/471
5.先入観でひとを見ない「あなたにはあなただけの良いところがある」

ダメな人なんていない。可能性のない人なんていない。私たち大人が、先入観でダメだと決めつけているだけだと感じます。
先入観で人を見るのは、自分の心を苦しめ、 相手の心まで苦しめます。 この世に生まれてきた私たちは、皆役割を持っています。 だから相手の可能性を見つけて背中を押してあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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