こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋 恵です。広島県の梶川 悠加様から、おせっかいな【手書きの不採用通知】という、とても感動的なお手紙をいただきました。ご本人様の了解をいただきましたのでご紹介させていただきますね。
目次
1.採用担当者の方からの手書きの不採用通知
大学3年生。就職活動をしていた時のお話です。
私が就職活動をしていたのは就職氷河期と呼ばれていた時代。手元に届いた不採用通知は200社以上に及びました。何のために就職活動をしているのか分からなくなってきたその時。
とある採用担当者の方からの手書きの不採用通知が届きました。もう会社には必要ないと判断された私に対して、わざわざの手書きのメッセージ。
いつもなら不採用通知を見て悲しい気持ちになるのですが、その手書きの不採用通知を見た時は不思議と心がぽかぽかと温かくなりました。
どんな気持ちで不採用者に手書きのメッセージを書かれているのだろう。 一体何人の不採用者に、何時間かけてメッセージを書かれているのだろう。面接でのやり取りを思い出しながら、1文字1文字丁寧に綴られている手書きの不採用通知。
2.手書きの不採用通知へのお礼を伝えたい!という気持ち
何度も読み返すうちに、このまま終わりにしてしまうのは嫌だ!もうご縁はないけれど、せめて手書きのメッセージへのお礼は伝えたい!そんな気持ちが膨らんでいきました。 気付けば私はレターセットを買いに走り出していました。
そしてお礼のお手紙をポスト投函してから数週間後・・・1本の電話がかかってきました。「良ければもう一度お会いできませんか?」不採用通知を手書きで送ってくださった採用担当の方からでした。
3.「純粋にお礼の気持ち」の行動から採用通知をいただくことに。
「かれこれ何十年と不採用通知を手書きで書いてきましたが、お返事をくださったのはあなたが初めてでした。定年退職が近づき、手書きで不採用通知を書き続けることに意味があるのか…学生さんからしたら手書きであってもただの不採用通知ですから、嬉しくはないだろうなと思っていました。
でも、あなたからのお返事を拝見し、書き続けて良かったなと思いました。実は、この話を専務にしたところ、是非あなたにお会いしたいと言っています。もしよければ、もう一度お会いできませんか?」
そして私は、その会社から採用通知をいただくことになりました。
4.小さなおせっかいで、人生が救われる人がいる
高橋 恵先生の【幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ】を読んで、この経験はおせっかいが伝染し、「愛あるおせっかい」で助け合えた事例だなと感じました。
小さなおせっかいで、人生が救われる人がいる。本当にその通りだと思います。
5.【手書きの不採用通知】で絶望的な就職活動に光を感じた。
私は、【手書きの不採用通知】という小さなおせっかいにより、絶望的な就職活動に光を感じました。
採用担当の方は、私の【お礼のお手紙】という小さなおせっかいにより、手書きで不採用通知を書き続けたことへの意味を感じてくださいました。
おせっかいに生きれば周りに笑顔が集まってくる。私はこれからも「愛あるおせっかい」で周囲にいる人たちを笑顔にしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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