皆さんは、誰かに優しくしたいと思ったとき、「あと一歩」踏み出せずに終わってしまったことはありませんか?
こんにちは、一般社団法人おせっかい協会の高橋恵です。私は、日々の生活にプラスワン創造してみることを意識しています。それは、相手の喜ぶ顔を想像すると、色々なアイデアが出てくるからです。
今回は、私の愛あるおせっかいのエピソードから、皆様の日常でも実践できる「プラスワンの思いやり」のヒントになれば幸いです。そしてこの「プラスワンの思いやり」は、おせっかい協会の2025年12月の愛言葉となります。

目次
1.宅配業者の方への「おもてなし」のプラスワン

私たちが生活の中で最も接する機会の多い職業の一つが、宅配業者の方々です。私は、「いつもありがとうございます」という言葉にプラスして、飲み物やお菓子を差し上げます。
最近ではさらに、夏には凍らせたウェットタオルを渡すと、宅配の方にとても喜ばれます。
ただ荷物を受け取るだけでなく、「いつもありがとうございます、お疲れ様です」という感謝の気持ちを、モノという形ある「プラスワン」で付け加える思いやり。この小さな行動が、お互いに心温まる瞬間を生み出し、日々の活力につながります。
2.ネガティブな状況を一変させる「笑顔」のプラスワン

次は、電車の中でのエピソードです。不意に誰かが私のスカートを踏んでいます。通常だったら、つい嫌な顔をしてしまいがちです。しかし、私はこれを人間関係を築くチャンスに変えます。
不機嫌な顔ではなく、満面の「笑顔」をプラスして、「私のスカートを踏んでいますよ」と伝えました。
このように、伝えにくいことを伝えるときこそ、「笑顔や表情」というプラスワンが重要です。結果、相手は素直に謝罪でき、その後、その女性とは家に遊びに来るほどの親密な関係になったという信じられない話です。「笑顔」は、愛あるおせっかいを成功させる最大の武器だと感じています。
3.見返りを求めない「愛あるおせっかい」のプラスワン

私の自宅には、公私を問わず多くの人が集まります。その理由の一つは、見返りを求めない「愛あるおせっかい」に共感していただける方が多いからだと感じています。
元気が無い方や悩んでいる方もいらっしゃいますが、私の話を聞いて帰るころには元気になって帰ります。私は、その方を見送るときは「いってらっしゃい!」と送り出します。相談料やカウンセリング料金などをいただいたことはありません。私の「時間と心」をプラスワンした「愛あるおせっかい」となります。
4. 私の原点、一枚の紙切れが示す「救い」のプラスワン
次にご紹介するのは、私自身が受けた「救い」のプラスワンです。
私自身の幼少期の経験に由来します。一家心中を考えていた母親を救ったのは、玄関先に挟まれていたたった一枚の紙切れでした。
その紙には、「あなたには3つの太陽(子供たち)があるじゃありませんか。今は雲の中に隠れていても必ず光り輝く時が来るでしょう」という、温かいメッセージが書かれていたのです。

見て見ぬ振りもできたのでしょうが、近所の方のまさに究極の「プラスワン行動の思いやり」でした。見返りもない行動が、人の命を救い、私達家族の未来を創造したのです。
5.あなたの「プラスワンの思いやり」で、未来の笑顔を創造する

このように「プラスワンの思いやり」は、特別な才能ではなく、誰にでもできる、**もう一つ付け加えるという「愛あるおせっかい行動」**だということです。
感謝の言葉に笑顔をプラスする。忙しい人にちょっとした労いをプラスする。この小さな「プラスワン」が、あなたの周りの人の心を温め、やがて大きな笑顔と、より良い人間関係、そして明るい社会を創造していきます。
さあ、今日一日、あなたは何に「プラスワン」の思いやりを付け加えますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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