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OSEKKAIが子供を救う!『東京OSEKKAI化計画』
幸せを呼ぶ「おせっかい」な人・街・企業を紹介するこちらのコーナー。本日はOSEKKAI(おせっかい)の力で子供たちを救おう!と考える東京都の取り組む『東京OSEKKAI化計画』についてご紹介させていただきます。
従来の「図々しい人」ではなく、地域の連携を生み出すという意味での「おせっかい」を通じて、東京の、日本の子供たちを守ろうとする東京都。そのOSEKKAIとは一体どんな取り組みなのでしょうか?
東京OSEKKAI化計画とは
児童の虐待や、共働き家庭での子育てなど。子育てにはまだまだたくさん問題課題が残っています。それらの課題に対して、地域の連携を図ることによって解決していこうという取り組みが東京OSEKKAI化計画です。おせっかいというのは「図々しい人」という従来のネガティブな意味ではなく、図々しいと思われるかもしれないけれど、その行動によって子供たちが助かるのであれば。というプラスの意味で使われています。
以下、東京都OSEKKAI化計画の公式ホームページより抜粋です。
「虐待?図々しいと思われるのイヤだから、
みんな気づかないふりしてるだけだよ。」お母さん、お父さんは悩んでいます。
自分の時間が持てない、仕事もしなきゃいけない、
子供をどうしつけていいかわからないなど、
いろんな問題を抱えています。そんな時、少しでも悩みを話せる人がいれば・・・。
想像してください。
あなたがひとり悩んでいる時に
誰かに話したり相談したら、どんなに楽になったかを。図々しいと思われるからイヤ、他人のことだから。
そんなことを言わず
「OSEKKAI」をしてください。従来の余計な世話と言われていたおせっかいではなく、
いい意味での地域社会の連帯感、
優しく親子と接し見守るという、
新しい言葉、行動「OSEKKAI」。
あなたの日頃からの温かいまなざしと、はげましの言葉で、
子供が救われることがあるのです。
悩みや心配事を相談できる
そしてこの取り組みでは、東京都自身がその「OSEKKAI」を実践するべく、悩める親や、地域のことが心配な人からの相談を受け付けています。
「あ、これってどうなんだろう。まずいんじゃないのかな?」と心の中に感じる人は多いはず。ですが、その気持ちを行動に移す方砲が分からないという場面は多いかと思います。このように「ふと何かに気づいた瞬間」や「不安に思った瞬間」に相談できる場所が用意されていると、問題の早期発見につながりますね。
<h2>子供を虐待から守るためのOSEKKAI5か条</h2>
そしてこの東京OSEKKAI化計画では、子供たちを虐待から守るために市民のみんなが心に持っておきたいことを「子供を虐待から守るためのOSEKKAI5か条」としてまとめています。
1:子育てをしている保護者(親)を優しく見守る。
2:保護者(親)はいろんな問題を抱えていると理解する。
3:隣近所、地域社会でのコミュニケーションを図る。
4:子育てに不安を感じている人には、声をかけてみる。
5:それでも心配な時は、連絡して。(区市町村または児童相談所へ)
日頃から地域の子育てを「気にかける」ということが大切ですね。コミュニケーションを図ることが、子育ての悩みを溜め込んでしまって問題へと発展するということを防ぐ一歩目となりそうです。ぜひみなさんも隣近所の方とのコミュニケーションを今よりほんの少しだけ意識してみてください。
<h2>関連情報</h2>
東京OSEKKAI化計画HP